ポスター1

2018年6月29日金曜日

面接の傾向


就職活動中の皆さん、こんにちは。
6月も末になり、大手企業の面接が続く中、中小企業の面接も多く行われる時期になりました。
今年の面接の傾向について、窓口でお聞きしている面接報告や新聞記事などからも、従来のオーソドックスな質問形式の面接から会話形式の面接が増えていると思われます。
従来、面接の質問では、「自己PR」「学生時代に力を入れたこと」「志望動機」の3大質問を直接問われることが多かったのですが、エントリーシートや履歴書に記載した内容を暗記して話そうとする傾向が強いため、最近では会話形式で応募者の考えや正直な気持ちを引き出そうとする面接が増えてきているようです。
人柄を重視する面接では「志望動機」を聞かれないまま終わることもあるようです。
企業は、一緒に仕事をする仲間として相応しい人かどうかを知るため面接で様々なことを質問し、正直で誠実な人かどうか、入社後の成長が期待できる人か、などを見ています。
また、応募者が予想していないような質問を投げかけても臨機応変に考えを整理して答えることができるかどうかで、コミュニケーション能力や対応力についても確認します。
対策としては、3大質問の内容についてはご自身の考えをしっかりと整理していつでも話すことができるように準備をし、その内容について考えに及んだ理由や背景、ご自身の経験など、振り返りながら整理しておくことと、就職活動のスタートから現在までの活動内容を振り返り、一つ一つ話をしてみることが良いでしょう。
大阪新卒応援ハローワークでは、事前予約制の「個別模擬面接」を行っていますし、窓口の相談でも面接を想定した受け答えや話し方の練習や相談も常時行っています。
ご自身の考えや思いを実際に話してみることにより、緊張した状態での面接でも自然体で話すことができるようになると思います。
しっかり準備して、自信を持って面接に挑むことができるようにしましょう!

<H.M>