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2017年11月22日水曜日

中学を卒業して



 終戦後すぐは2人に1人が中学校を卒業後に働いていました。
 地方から都会へ集団就職していた時代は、新規中卒求人はたくさんありました。
 当時の中卒は、地方から集団就職で大手企業に就職した人も多かったのです。大阪府内の中学生にも大手企業に採用されていた人がいました。その当時は中学を卒業してすぐに就職する人が多いので、新規中卒求人もたくさんありました。そして、職業意識も高かったので、簡単に仕事を辞める人も少なかったのです。

 近年では中学校を卒業して就職する人は、ハローワーク梅田管内にある約30校余りの中学校ではほとんどいません。
リーマンショック以前は、管内でも新規中卒就職希望者は10人前後いました。その当時も管内の中卒求人は、就職希望者全員の求人はなく、三者懇談をして本人の希望にできるだけ近づけるように求人開拓をしていました。

 中学校を卒業しての中卒求人は、簡単な製造、調理・サービス補助、建築関係の現場補助等がほとんどです。10年前は、美容室の補助や介護の補助もありました。しかし美容室に採用された新規中卒者のひとりは、1日中立っているのがしんどかったと1日で簡単に仕事を辞めてしまいました。

中学生だけではなく、高校生や短大等・大学生等も仕事を始めて3年以内に辞めてしまう方もいます。業界職種によって違いはありますが、訪問して聞いた企業の大半が3年過ぎて会社に貢献できると言われています。

卒業後すぐに会社を辞めている人は、理由にもよりますが、またすぐに辞めるのではないかと企業が思うこともあります。あきらめない・にげださない・なげださないこと嫌なことに取り組む力を会社は必要としています。体を壊すような働き方は良くないですが、仕事が嫌になった時や困った時には大阪新卒応援ハローワークに相談してください。

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