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2016年12月15日木曜日

ハッブル宇宙望遠鏡と就活

12月らしい寒い季節となりました。インフルエンザが流行り、電車内でも風邪をひかれている方も見受けられますが、皆様は如何でしょうか。
 師走の寒さの頃から、星空も冬の星座に移り変わります。近頃は天体ファンで「宇宙ガール(=そらガール)」と呼ばれる女性も多くなりました。時折気分転換に新鮮な空気を深呼吸しながら、夜空を見上げてみではいかがですか?是非お勧めです。
 夜空の星々や宇宙の世界は「ハッブル宇宙望遠鏡」の開発により、宇宙史の分岐点ともいえる「宇宙は膨張している」という劇的な発見がなされました。
「ハッブル宇宙望遠鏡」は“エドウィン・パウエル・ハッブル(1889年~1953年)”というアメリカ合衆国の天文学者に因んで名付けられた望遠鏡です。ハッブルは現代の宇宙論の基礎を築いた人物ですが、学生時代はスポーツが得意な陸上選手であり、またヘビーウエイト級のボクサーで、高校時代までは上記で述べた偉大な天文学者になるとは、本人ですら予想しえなかったそうです。ただ幼いころから天体、星空が大好きな子どもで、その熱意だけは大人になってもいつも忘れなかった、現代でいう「文武両道」の青年でした。

 ハッブルは紆余曲折を経て、幼少時からの夢であった天文学に対する湧き上がる熱い想いのままに、母国カリフォルニア州郊外の“ウィルソン山天文台”に自ら飛び込み自己PR、志望動機を所長へ直接語り就職しました。これがハッブルの天文学者としての最初の大きな第一歩でした。 何事にも興味津々で好奇心旺盛なハッブルは、当時の学説に対しても独自の疑問、考えをとことん追究し真っ向から旧来の常識とされていた学者達とも対決しながら、今迄誰もわからなかった宇宙の謎を解き明かしました。本来ならば、かのボブ・ディラン氏が受賞されたノーベル賞の「物理学賞」に値するほどの実績を残したのですが、残念なことに晩年は孤独な境遇で生涯を閉じました。ハッブルの死後、最新の科学の粋を結集した宇宙望遠鏡を開発したチームの一員が、ハッブルの功績を忘れず後世になり再び、ハッブルの名前を世に知らしめたのでした。

 皆様の応募先である企業や会社、組織も、私たちの頭上に輝く夜空の星々のように数多くあります。学生時代の学業、サークル、部活、アルバイト、日常生活等様々な個々の人生の自己PRがあり、応募先も星の数ほどある中から自身の熱い志望動機をもって飛び込んで取捨選択をされているかと思います。何がご縁で就職に繋がるのかは未知の世界で、人や企業等の評価は時世により様々です。宇宙が膨張し続けているように、万物皆、変化しつづけています。一時の結果だけに固執せず、ハッブルの様に何事にも興味津々、好奇心を絶やさず「業界・企業研究」と「自己分析」をしながら、ご自身に合った就活を全うされることを、星に願いを込めて心よりお祈りしております。

≪M.K.≫

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