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2018年4月24日火曜日

三(さん)という数字の不思議


日本には「三」という数字を使ったことわざや格言が多いですね。
「三人寄れば文殊の知恵」、「石の上にも三年」、「三本の矢」
「早起きは三文の得」、「三度目の正直」、「三位一体」などよく耳にしますね。
 なぜ五人とか、五年とか、四本ではだめなのでしょうか?不思議です。

 また「日本三景」(松島、宮島、天橋立)、「日本三大庭園」(偕楽園、後楽園、兼六園)、「三大霊場」(比叡山、高野山、恐山)など、
四箇所や五箇所にしてもいいのになぜか三箇所です。不思議です。

 さらに三という数字の発音を見ると、中国語、日本語は「サン」、韓国語は「サム」、タイ語は「サーム」と大変似ています。
他の数字の発音は違うのに、不思議です。アジアの仏教、儒教の影響でしょうか。

 ではなぜ「三」を使っているのでしょうか?
 調べてみると「三」という奇数は「調和」「安定」を感じさせ、また三つは「満つ(満足)」とか「充つ(充実)」とも書かれ、落ち着きを表現する数字とのこと。逆に偶数は割り切れることで「対立」イメージがあるらしいです。
そういえば三角形は四角形、五角形よりどっしりと安定感を感じますね。
そういう背景を考えて上記の「三」を考えると納得できるところがあるように感じました。

 就活場面でも「三」が見え隠れしていますよ。
1.      会社でも「三つの理念」「三つの社是」にまとめているところが多いです。
2.      「会社選びの軸 3点言ってください」
3.      「自己PRのエピソード」・・「はい、3つの行動をしてきました」
「2点、4点あります」よりバランスが取れていると思いませんか。

就活に集中されているみなさん、たまには、このような不思議を考えてみるるのはいかが。

<Y&Y>