ポスター1

2017年3月9日木曜日

♪うめは咲いたか、サクラはまだかいな♪

三月も半ばに差し掛かってまいりました。
日ごと長くなる日照時間の変化とともに春の訪れを実感する時期です。
一方でこの季節は何かと気忙しい。

卒業式から入学式へと続く季節で、数多くの出会いと別れがあります。
寒さに固まっていた世の中が一気に活気づき新しいチャレンジには最適なシーズンといえるでしょう。

標題の歌詞はお座敷あたりでよく聞く小唄で、この部分だけなら誰でも一度くらい耳にしたことがあるのでは?
歌詞には諸説あるようですが、少し呑気で世間ずれした調子に春の訪れを心待ちにしている風情が伝わってきます。

「梅」と「桜」は春を代表する花の代名詞といえますが、筆者はひと昔前まで「桜」が大きな花でした。
満開を迎えるや、豪華でダイナミック、他を寄せ付けない迫力、散り際も潔しと日本を代表する花に違いなし、と。

ところが年齢を重ねてくるうちに「梅っていいよな」に変化してきたのです。
桜よりも開花時期が長くゆっくりしたピークのおかげで、落ち着いて花が楽しめるのも魅力。
「白梅」も「紅梅」も色鮮やか、樹と花のバランスも素晴らしく香りも好ましい。

桜の花見はビールで、梅の花見は熱燗が似合う。そんな少し大人の花に心惹かれます。

さぁ、もうすぐ四月。新年度、新学期、新生活が始まります。
何か新しいこと始めてみませんか。

≪OGRIN≫

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