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2018年6月25日月曜日

大阪北部地震を体験して


大阪北部地震から今日で1週間が経ちました。被害に遭われた方は一日も早く日常生活に戻られるよう願っています。
今回の地震は自分の人生で一番大きなもので、僅か数秒がこんなに長く感じたことはありませんでした。私の自宅は震源地に近かったため、地震当日は家屋倒壊の危険もあるとの情報があり、避難所に宿泊しました。ガスの供給も止まり、日常生活がままならない状態になりました。昨日ガスも復旧し、家屋も「倒壊の危険なし」と診断されたため、ようやく日常生活に戻りつつあります。
この一週間を振り返り、色々と考えた事の一部をシェアしたいと思います。

1.    私たちはひとりじゃない
心配して励ましや応援メッセージをくださった方々、温かい言葉をかけてくださった方々にこの場を借りて感謝を申し上げます。またこれを機に離れていた方とのご縁がつながることもありました。その中で私たちは相互関係、相互協力の中で生きているのだと実感しました。人の優しさや思いやりを強く感じ、「ひとりでない」と思え、勇気を頂きました。

2.    何が大切かは自分で選べる
不測の事態が起きた時、当たり前のものがなくなった時、その人の考え方や態度がその人の「経験」に大きく影響するということを体験しました。避難所でも色々な方がいらっしゃいました。落ち着いた態度でその場に安心感を与える方、不安や恐怖から塞ぎこんでしまう方など・・・その中で私は何事も経験だと思って前向きに捉えるという態度を取りました。被害者として落ち込む事もできるし、皆で協力して励まし合って不安や恐怖を乗り越える事もできます。どれも間違いではなく、「自分がどうしたいのか」が一番大切なのではないでしょうか

3.    それをやらずに人生が終わったら…
最後に、私はこの地震の後も「幸運にも生きている」と感じられたので、やりたい事、気になっている事は悔いのないようにやろう!と思います。「それをやらずに人生が終わったら…」と考えた時に自分にとって本当に大切なこと、やりたいこと(やるべきこと)が見えてくるかもしれません。

皆さんもこの機会に考えてみられると進路選択の参考になるのではないでしょうか?
窓口にも気軽にお話しに来てください。



Takaco