『しつらえ』と読みます。
元々は茶道から生まれたとされる、この美しい日本語にまつわるお話です。
大阪ミナミ宗右衛門町の由緒ある料亭に
若い板前さんが弟子入りしました。
大将が命じたのはお客様のお出迎え。
植木を配した、鰻の寝床のような石畳の路地を通って
玄関に辿り着く間にお客様は非日常に誘われます。
掃き掃除をした後、木々の手入れと打ち水を施し、玄関に香を焚いて
お絞りを丁寧に畳んで、お客様の到着を静かに待ちます。
気配を感じたら扉を開け、「いらっしゃいませ。お待ちしておりました。」
大将曰く、「切った、はった、煮た、焼いたは後でなんぼでも教えられまっしゃろ。
せやけどお客さんをお迎えする気持ちっちゅうんは、自分で感じてもらわんと」
設える=しつらえる とは 「誰に」「どんな想いで」「どう喜んで貰うか」
働くということは、毎日このチャンスに恵まれていると、私は思います。
と同時に、準備に何倍もの時間を掛けるのも事実です。
就活で志望動機が書けないという悩みは
あなただけではありません。
しかしどんな仕事でもあなたがした事で
「良かった」「助かった」「便利やなぁ」
と感じてくれる人がいます。
「貴社が在る事で○○な人たちに貢献していると
私は考えています。そして○○な仕事をして○○な人たちの
役に立ちたいです。」 目がキラ~ン♪♪
シンプルかつ素直に伝えてみてはいかがでしょうか?
大阪
実際の体験談を企業の担当者様から直接聴いて、是非就活にお役立てください。
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