先日ある企業の最終面接を受けた方との相談でのこと。
「コロナの災禍が静まったらまず何がしたいですか」という質問があり、
どう答えていいのかわからなかったというものでした。
面接の場を和ませ、緊張をほぐすアイスブレイク的なものだったとしたら、
若者らしく、明るく、心からしたいことを正直に語ればいいと思います。
正解はないし、咄嗟に質問されれば、ほとんどの人が戸惑うことでしょう。
でも、そんな質問者の意図や思惑に関係なく、自分の人柄や人間性をより強く
アピールするチャンスでもあると私は思いました。
それは、コロナ後の社会や暮らしのあり方を見据え、「したいこと」だけではなく、企業人や社会人として自分が「すべきこと」は何かとして考えることです。
たとえば・・・
「コロナの終息はまだ先になると思います。だから、私は一人の企業人としてコロナの結果で生まれた新しい社会の仕組みと向き合い、自分のビジネスに活かす方法を考えたいです」というようなものはいかが?
ちょっと優等生過ぎ? そもそも考えすぎですか?
もちろんベストアンサーというわけではありませんが、高い社会意識や職業意識を持つ人物としてより強く印象を残せるのは間違いないような気がします。私は気に入っています。
新型コロナは、終息後の世界や社会の姿が見えない、わからない災禍だからこそ、
それにどう立ち向かい、奮い立たせるかによって、
自分自身の「考える力」と「挑む勇気」が試されます。
“凧は逆風の時こそ高く舞い上がる”と信じて。
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【T.N】